2006年03月20日

久々戴冠

馬には個性がある。それぞれの素質があり、脚質の違いがあり、異なる成長型を持ち、それぞれの栄光と挫折とをまとい、やがて去る。

ロレンスウェイナー。牡。父レッドリボン、母キャロラインヨウコ、母の父フルトザネーベル。先行。良芝長距離。超早熟+3.0。

僚友エスカ厩舎の送り出したグランプリホース、エスカノササヤキ号の3x4配合に焦点を合わせて牝馬地獄に耐えながら準備をすすめるも、初期配合、2番配合で手ごたえなし。微妙に配合戦略を転換して望んだ最後の配合から産まれた初仔。

未勝利の東京芝2000mを楽勝、2戦目の京都芝1600mを適性外にも関わらずハナ差2着後は破竹の4連勝、続くラジオたんぱ杯を1番人気かつ分厚い印で勝ち上がり、一躍厩舎の期待を背負う。

そして、立ちはだかる壁に押し返される日々。

R1初戦、不良馬場の京成杯で無印7着惨敗。距離適性を考えるとダービーも、リアルの都合で向かった皐月賞戦線。トライアルのスプリングSを適正外ながら3着に踏みとどまり優先出走権、2番人気左2◎で臨んだ皐月賞では1馬身半差の5着。

Ex初戦のセガを2着、日経賞アタマ差2着。ロレンスウェイナーは、もう燃え尽きたかのように見えた。

有馬記念を13番人気無印で4着、不良馬場の日経新春杯を2番人気4着。典型的な、あと1枚足りない馬の戦績である。しかし、所詮は超早熟馬。ある意味大健闘ではある。そう、その頃は強気なローテーションで鳴らす衰弱堂厩舎の陣営もこのままでいいのか不安を隠し切れずにいた。

しかし、惰性で臨んだ宝塚記念で5人気左2▲の支持を受けるや、差のない3着と好走を見せる。まだやれる! 俄然色気づき皮算用をはじめる陣営。残り少ない競走生活、JCだ! 有馬だ! 宝塚だ! が、誰もが知っている。この手の皮算用ほど当てにならないものはないのだ。笑い。そして、ロレンスウェイナーには勝負に勝つために必要な、運が欠けているように思えた。

満を持して迎えたJC……あれ? もう始まってる?! ジョッキーの遅刻でゲートに入ることすらできず。運も欠けているが、時間厳守の倫理観も欠けている。苦笑。

そして、また有馬記念がやってきた……。

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posted by 衰弱堂 at 23:14| Comment(21) | TrackBack(0) | 衰弱堂厩舎の記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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